投資歴8年の兼業トレーダーが「トレードルール」を公開!2021年04月版

Posted on April 1st, 2021Updated on April 2nd, 2021
投資歴8年の兼業トレーダーが「トレードルール」を公開!2021年04月版

※ この記事は最終更新日から3年以上が経過しています。

どんなことを考えて投資していますか?

筆者は投資をはじめてもうすぐ丸8年。ここ数年は、投資方法(ロジック)の分散を意識しています。

この記事を読むと、

  • 現役兼業トレーダーのリアルな投資状況
  • 8年目の投資家が、どんなことを考えて投資しているのか

が、わかります。

気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

投資の全体像

筆者の投資は、大きく分けると以下のように分類できます。

  • 米国株式インデックスの積立
  • 中長期の裁量トレード
  • 中期の自動売買
  • ビットコインの積立

2018年09月版までは手動のシステムトレードを行っていました。

最近は、日常の工数をできるかぎり削って、仕事に集中できる環境をつくることを目指しています。運用資金をつくるための活動もしたいですし。

それぞれの役割

大きく3つに分類しましたが、それぞれ役割があります。

米国株式インデックスの積立

まず、筆者の人生における必要最低限の投資。つまり、老後の備えや、子どもの学費です。

これは人的資本を活かした 最小工数で市場の平均を獲る投資 です。最悪のケースでも、貯金くらいの役割は果たしてくれます。

これがあることで 他の投資はゼロになっても大丈夫 という前提ができます。

中長期の裁量トレード

トレードの欲求を満たすための投資です。厳密な資金管理とリスク管理のもとで、自由に、ゆっくり裁量トレードを楽しんでいます。この投資は、とくにゴールの設定をしていません。

中期の自動売買

とにかく大きな利益を狙うための投資です。今、回しているのは1つだけですが、 10年で100倍以上の利益 を想定しています。

ビットコインの積立

積立は、上がり続けるアセットに対して行うべきです。そういう意味で、ビットコインは米国株式インデックス以上のポテンシャルがあると考えています。

一方でリスクも大きく、筆者には人生をかけるほど信じていません。なので、なくなっても良いくらいの金額で積立しています。

トレードルール

積立のルール

目標

  • 夫婦の老後資金として1億円
  • 子どもの学費

これがあることで 他の投資はゼロになっても大丈夫 という前提ができます。やってることはシンプルで、以下を夫婦でコツコツ実践していくだけです。

  • 積立NISAを満額(年間40万円)
  • iDeCoを満額(年間28万円弱)
  • 足りない分は通常の積立

積立NISAは楽天証券で「eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)」を運用しています。クレジットカードを利用した自動積立の設定ができますし、SPUを絡めるとポイントもよく貯まるので重宝しています。足りない分はまだ大した額じゃないので、年数回に分けて手動で購入しています。

銘柄にもよりますが、長期保有にかかるコストが圧倒的に安いのも積立の魅力です。

裁量トレードのルール

厳密な資金管理とリスク管理

  • 1日のリスクを資金の1%に揃える

取引量=資金(残高)の1%1日の平均的な値幅\text{取引量} = \dfrac{\text{資金(残高)の1%}}{\text{1日の平均的な値幅}}

  • 資金の1%の損失でロスカット
  • 1%の利益が出るごとに3回まで追加エントリーする
  • 追加エントリーの度にロスカットを切り上げる

このルールだけは絶対に破らないように、Googleシートで管理しています。

実はけっこう気に入っていて、損失は追加エントリーを含めても1%で収めます。それに対して利益は4倍の規模でトレンドフォローしていくイメージです。デメリットもあるのですが、詳細は別の記事で解説する予定です。

売買の判断はかなりゆるめの裁量です。プログラムにするのが難しいトレードを行うことも目的の一つです。

  • 移動平均線を3本
  • ラインを意識
  • エリオット波動を意識
  • ニュース、話題、雰囲気

このあたりを意識しています。

使っているのは相変わらずサクソバンク証券です。

自動売買のルール

筆者の自動売買には明確な狙いがあります。

  • しっかりロジックの検証をする
  • ゼロになっても良い元本で運用を開始する
  • 複利運用で大きな利益を狙う
  • こういうロジックを複数同時に回す
  • どれかが当たる

今、稼働しているのは、10年で100倍以上の利益になるロジックです。ちゃんと検証して、偶然でもなく、再現性があると判断したものです。過剰最適化に気をつけて、因果を意識しながら作成したロジックです。

ここで注意が必要なのは、どんなに頑張っても 失敗するリスクをゼロにすることはできない という事実です。

でも、大きな利益を見込めるロジックが10個あったらどうでしょうか。

いくつか失敗したとしても、 1つでも成功すれば大きな利益になります

このアカウントは実際に稼働している自動売買の成績をツイートしているものです。

筆者は、ちゃんと中身のわかるロジックで運用したいという考えなので、Pythonで自作してOANDA Japanの口座で運用しています。

今は、こういう投資を増やすことに集中しています。

ビットコインの積立のルール

  • 30万円ではじめた
  • 毎月5,000円の積立
  • 途中で止めない
  • 最低でも10年は続ける

シンプル。やっているのはこれだけです。

米国株式インデックスに期待しているのは7%の年利です。ビットコインは、それを遙かに上回る実績があります。まだまだポテンシャルも秘めていると考えています。

かける工数が少なく、リスクリワードが良い投資だと思います。

今、取り組んでいること

  • 自動売買の新たなロジックを開発中
  • 規模が大きくなってきたら株式の自動売買
  • ゼロになっても良い元本で、リスクリワードの良い株を長期保有

次のロジックは、RCIとHLバンドあたりが有力です。権利の問題がない手法については、随時、このブログで公開していく予定です。

株式投資は判断材料が多くて因果を見つけやすそうだと考えています。いつかチャレンジしてみたい。

まとめ

人的資本を活かしつつ、収入源の分散をする

最近は、こんなことを意識して、楽しみながらコツコツ頑張ってます。

ロジックの詳細

詳しい解説を求めている方には、以下の記事や書籍が参考になると思います。

yuya takahashi

タカハシ / 11年目の兼業投資家

投資やプログラミング、動画コンテンツの撮影・制作・編集などが得意。更新のお知らせは、LINE、メールで行っています。

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