老後に備える投資まとめ&Excelシミュレーション(積立NISA・iDeCo)

Posted on April 15th, 2020Updated on November 2nd, 2020
老後に備える投資まとめ&Excelシミュレーション(積立NISA・iDeCo)

どんな記事?

この記事では、以下の疑問を解消することができます。

  • 老後の備えはいくら必要か?
  • どんな投資をすれば良いのか?
  • 何から調べれば良いのかわからない

投資歴7年の筆者が、

  • 実際に行っている積立
  • 根拠
  • Excel(Googleシート)によるシミュレーション

などについて、まとめています。

老後に備えてどんな投資をしているのか

ここにまとめている情報は、筆者が実際に行っている投資とその根拠です。

具体的には、

  • 数十年におよぶ非常に長期的な運用
  • ひとつの投資商品に対して、ひたすらコツコツ積立てる

ということをやっています。誰でも聞いたことがあるような割と一般的な投資ですね。

昔は「積立てなんて妙味がない」と思っていましたが、色々な情報に触れるうちに魅力を感じるようになり、現在では非常に有力な投資先のひとつだと感じています。

これを筆者は「ウルトラ長期」と分類して(勝手に名付けて)紹介したことがありますが、実際には他の分類の投資も多く手掛けています。超長期のシステムトレードや、たまにやる裁量のスイングトレード、比較的短期の自動売買などを行っていて、自動売買については今後もどんどん数を増やしていくつもりです。この記事で紹介する投資は、筆者にとって数ある分散投資の中のひとつという位置づけになっています。

老後までに確保する最低限の資産

この記事で紹介する「ウルトラ長期」の運用は、筆者にとって「老後までに確保する最低限の資産」です。つまり、筆者の人生の資産運用における「最後の砦」であり、最大の「リスクヘッジ(保険)」としています。

「ウルトラ長期」以外は少し攻めた投資をしているので、本当に最悪の場合どれも上手くいかないかもしれません(検証もリスク管理も徹底的にやっていますし、数ある分散投資のすべてがダメになるとは考えづらいですが)。そうすると、借金にはなりませんが「お金が増えない」「原資が底をつく」ということになりかねません。

そんな最悪のケースであっても、これくらいの資産は老後までに作れる

そんな投資です。

当然、「長期の積立てなら何でも良い」というわけではなく、誤った選択をすれば「全く儲からない」「損してしまう」という事態に陷ってしまいます。一般的で簡単な投資だからこそ、投資先や方法、根拠などが重要です。とくに「根拠」は非常に重要で、確固たる根拠がないと数十年に渡って積立てを継続することは非常に困難です。

老後に向けた目標金額は?

老後に向けた金額:1億円

ずばり、1億円です。

ゆとりある老後生活を送るには、ひとりあたり約3300万円の老後資金が必要だと言われています。1億円あれば3人分ですね。

「1億円をつくることは困難だ」と感じている方が非常に多いと思いますが、実は、時間を味方につけてしまえばそれほど難しいことではありません。やることは簡単で、ひたすら一定額を積立てていくだけです。コツコツ続けることは困難ですが、それさえできれば「1億円の資産構築を実現できる可能性は大いにある」と考えています。

例えば、橘玲さんの書籍「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015」では、次のように書かれています。

誰でも億万長者になれる残酷な世界

 これも何度か書いた話ですが、人生の岐路にあった私に大きな影響を与えた本にトマス・スタンリーとウィリアム・ダンコの『となりの億万長者』があります。
(中略)
スタンリーとダンコは、「収入の10~15%を貯蓄に回す倹約を続けていれば、誰でも億万長者になれる」と説きます。正確には「平均年収の倍の収入」が必要ですが、これは夫婦2人で働けば達成できます。

引用元: お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計のすすめ(P.39~P.40)

本当に誰でもなれるのでしょうか?
確かめるために簡単なシミュレーションを行ってみました。

Excel(Googleシート)でシミュレーション

こんなときに便利なのがExcelやGoogleシートといった表計算ツールです。積立てのシミュレーションくらいならサクッと簡単にできてしまいます。

※ 使用したシートはこの記事の一番下においていますので、気になる方や内容を確認したい方はダウンロードしてみてください

貯蓄10%のシミュレーション

縦軸が資産の推移(万円)、横軸が年を表します。条件は以下の通りです。

シミュレーションの条件

  • 年間、夫500万円、妻400万円の収入(増えも減りもしないものと仮定)
  • 10%を積立てていく(年間90万円)
  • 2020年時点で30歳の夫婦が65歳になるまで継続する
  • 年率3%、5%、7%の単利および複利運用のシミュレーション

年利5%の複利では若干届きませんが、年利7%では1億3千万円まで増えていることがわかります。ただ単に貯蓄した場合は3,240万円ですから、年利7%の複利運用の威力がよくわかると思います。

そして、基本的に、積立投資は複利運用になります。

サラリーマンの生涯年収は2億円程度で、このシミュレーションの場合は夫1.8億円、妻1.44億円で試算していますから十分現実的な範囲だと考えます。平均的な収入と10%の積立て、加えて適切な運用をすれば、どうやら本当に誰でも億万長者になれそうです。頑張って倹約して15%の積立てをすることができれば、さらに早い段階で億万長者になることができます(下図参照)。

貯蓄15%のシミュレーション

平均的な収入や10%の積立ては頑張り次第でなんとかできそうですし、シミュレーションに含まれていない税金も非課税制度(後述します)を活用すれば問題ありません。ここで唯一問題になるのは「適切な運用」です。年利7%の運用は、現実的に可能なものなのでしょうか?

投資対象と根拠

筆者が複利7%の「適切な運用」を目指して投資しているのは、たったの1つの投資商品です。筆者のウルトラ長期運用は、徹底的に工数を削減して投資の平均点を目指していきます

筆者の場合、「工数を空けて多くの分散投資をしていく」という方針がありますので、銘柄を入れ替えるということもしませんし(必要とも考えていません)、毎月の購入作業も定額の自動購入にしています。ウルトラ長期の運用では徹底して効率を求めています。

この記事で解説する積立は「インデックス投資」と呼ばれるもので、(絶対とは言えませんが)明確な根拠があります。

以下で、投資対象と根拠を解説していきます。

※ もし記事の内容に異論があれば、ぜひ筆者までお寄せください。筆者が知らないことがあるかもしれません。ぜひお聞かせいただきたいです。

投資対象は?

人間の経済活動に投資する

筆者は「人間の経済活動」に投資をするということを重視しています。数十年という人生の時間を丸ごとつぎ込むには確固たる根拠が必要ですが、「人間の経済活動への投資」はそれを満たすことができると考えています。

それを踏まえた投資先が次の2つで、筆者はそのうち「S&P500」に対して投資をしています。

  • 全世界株式
  • S&P500(米国の株価指数)

これは実は、業界ではわりと一般的な考え方で多くの有識者が同じことを言います。例えば、広瀬隆雄さん(通称:じっちゃま)も次のように答えています。

では、なぜ人間の経済活動に投資をすると良いのでしょうか?

経済活動は拡大し続ける(はず)

以下のツイートに掲載されている図が、根拠のすべてを物語っています。

この図は、1802~2011年の各市場の「価値の推移」を表しています。Stocksは株式、BondsとBillsは債権(長期債・短期債)、Goldは金で、Dollarは米ドルです。縦軸は対数目盛になっているので、1目盛りが10倍を表します。

これを見ると、株式が最も安定している ことがよく分かりますね。

人間は、例えば「建物を建てて、報酬を得る」といった経済活動を日々行っていますが、このとき、当事者間の「建てた労力」と「購入する対価」に加えて「建物という価値」が残ります(当事者の等価交換に加えて価値が残る)。そして、その価値は(基本的には)蓄積されていきます。

経済活動を効率的に行うために発明されたのが株式会社ですから、経済活動による価値の蓄積は株式市場に表れるというわけです。まとめると、

経済活動は拡大し続ける(はず)

  • 株式市場は人間の経済活動による価値を表している
  • 株式市場は200年ものあいだ拡大を続けている
  • 200年を平均した1年あたりの利益率は6.7%(Stocks: 6.7% Real)
  • 人口の増加や経済発展が続く限り、その傾向も継続する(はず)

ということです。これが「『全世界株式』や『米国株』の積立てが良い」としている根拠です。

世界一の国に投資する

積立て先の選択肢(投資信託)には、「全世界株式」も「米国株」も用意されています。つまり、どちらを選ぶこともできるわけです。しかし、筆者は「S&P500(米国株)」を選択しています。言ってしまえば好みの問題でもあるのですが理由がないわけでもありません。

次の図はドルベースのGDPの推移ですが、米国の経済規模が圧倒的であることがわかります。

世界のGDP

さらに世界全体のGDPを加えて、対数目盛(タテ軸)で確認します。

世界のGDP 対数目盛

数値を確認すると、米国だけで世界の4分の1 を占めていることがわかります(全世界が85,909Bドル、米国が20,544Bドル)。対数目盛は10倍を等間隔にしたものですから、対数目盛の右肩上がりは一定期間で10倍ずつ増えていくことを表します。このグラフもほぼ右肩上がりであることがわかります。

上記のような背景があり、全世界株式の投資信託の内訳は米国株が半分以上を占めます(※1)。これを踏まえて、筆者が米国株を選んだ理由は次の通りです。

筆者が米国株を選んだ理由

  • 全世界株式と米国株を両方持っても分散効果は見込めない(半分は連動する)
  • 分散効果がないなら投資先を絞ったほうが工数が少ない
  • 米国株にすれば米国だけにアンテナを張れば良い
  • 米国は(おそらく)世界一危機に強い国

つまるところ「米国への投資か」「世界への投資か」の選択になると考えていて、筆者は米国を選んでいるということです。これは好みの問題で、本質的に大きな違いはないと考えています。

※1 どういうことか気になる方は以下のページの交付目論見書をご確認ください

現代ポートフォリオ理論

上で引用したツイートに、

インデックス投資は(中略)あくまで「最小限の労力で」「平均点を取れる」っていう投資手法

とありましたが、これを証明したのが「現代ポートフォリオ理論」です。この理論は1952年にハリー・マーコウィッツによって発表(※1)され、その後の研究の結果、マーコウィッツは1990年にノーベル経済学賞を受賞しています。

この理論はかなり認知されていて、「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015」でも以下のように取り上げられています。

複数の株を組み合わせた方が、同じリスクでより高いリターンが期待できることを数学的に証明した

統計学の手法を使って「もっとも効率的なポートフォリオとは市場全体に投資することである」という発見をした

引用元: お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計のすすめ

当然の話ですが、今後の数十年に渡って世界経済が下がっていけば平均点(収益)も落ちていきます。しかし、世界経済の成長を絶対でなくとも前提とするならば、手間をかけて多くの銘柄で売買しなくても、市場全体に投資をすれば平均的なリターンを得ることができる ということです。

日経平均も日本市場の全体ですがバブル以降の株価はあまり良くありませんし、上昇していく兆しもいまだ見受けられません。しかし、世界経済全体で見れば成長の見込みがあり、その半分以上を占めているのが米国です。成長の見込みのある市場全体というのが「全世界株式」であり「S&P500」であるということです。

※1 Markowitz, Harry M. (1952), “Portfolio Selection”, The Journal of Finance 7 (1): 77-91,doi:10.1111/j.1540-6261.1952.tb01525.x, JSTOR 2975974

ダメになるケース

さて、良いことばかり書いてきましたが、残念ながら投資に絶対はありません。投資をするなら情報を盲信するのではなく、ダメになるケースをあらかじめ想定しておく必要があります。

想定されるダメになるケース

  1. 米国が経済発展できなくなる(長期的な下落傾向)
  2. 金融の構造が根底から変わってしまう(仕組みや制度の崩壊)
  3. 積立ての終わり間近で世界大恐慌が起こる(積立てた資金が崩れる)
  4. 長期間の世界大恐慌が起こる(精神的苦痛)
  5. 収入の減少や出費の増加で積立てができなくなる

①は、長期的に上がったり下がったりしながら結果もみ合いになってしまうパターンですね。バブル以降の日経平均みたいな動きになってしまうイメージです。この場合、資金が大きく減ることはありません(一時的に大きく減る場面はある)。コツコツ積立てた分だけが手元に残ることになります。大きな利益を期待しながら、結果、ただの貯蓄で終わってしまうパターンですね。悲しいですがムダではありません。

②の場合は、仕組みが変わり投資ができなくなるイメージです。そもそも全世界株式やS&P500への積立ては、ここ数十年で制度が充実したりインターネットが普及したことによって新たに生まれた投資方法ですが、それができなくなってしまうパターンです。

2020年のコロナ・ショックのようなことが積立ての終盤で起こるのが③です。それまでの利益でウキウキしていますから、精神的なダメージが大きいと思います。しかし、多くの場合、積立てた元本を割ることはないんじゃないかなと予想します。(世界大恐慌くらい下がってしまうと元本を割れます)

④は実際に過去に起きたことです。1929年に起こった世界大恐慌以降、株価が高値を更新するのに実に25年かかりました。3年で最安値をつけてそれ以降は上昇傾向ですから、長期的に積立てを続けるなら(ココ大事です)問題のないことではあります。しかし、数十年ものあいだ高値を更新できていないという事実は想像以上にキツイです。積立ての初期であればあるほどダメージは少ないですが、後半で起こると最悪の場合、元本を割れて貯蓄の効果も見込めません。こういうことが「あり得る」という覚悟は必要です。

⑤についてはいつでも起こりえます。これについては、もうただただ頑張るしかないですね。

以下は世界大恐慌時のNYダウです。ご参考まで。

世界大恐慌時のNYダウ

投資方法

続いて、実践するための具体的な手順や投資銘柄をご紹介します。

何十年と続けていく投資に工数はかけていられないので、自動化してしまうのがオススメです。自動化することで「止める手間 > 続ける手間」となり、継続しやすくなるというメリットもあります。

インデックス投資信託への積立て

根拠を理解すれば、やることは簡単です。

やること

  1. 目標金額をざっくり決める
  2. シミュレーションして積立てる金額を確認する
  3. 調整して目標金額と積立てる金額を決定する
  4. 非課税制度を活用して自動化する
  5. 進捗の管理をする

目標金額と積立金額を決める

例えば、年間90万円の積立てを35年継続した場合、3%の運用なら5000万、5%なら8000万円、7%なら1億3000万円まで増えます。貯蓄なら3200万円ですからどの結果でも大幅に増えているのですが、億万長者(1億円)を目指すとしたら3%や5%では少し足りません。6.7%はあくまでも200年間の平均ですから、35年を切り取るともっと低いケースもありえます。少なくとも5%くらいで達成できるようにしておくと心強いと思います。(下図参照)

貯蓄10%のシミュレーション

※ 縦軸が資産の推移(万円)、横軸が年を表す

ここでもし貯蓄額が足りないなら、年収に対する貯蓄の割合を増やす(倹約する)必要があります。もしくは、目標金額を下げることもひとつの手段です。多くの場合、共働きの必要があるかもしれません。

いずれにしても35年のあいだ継続する必要がありますので、非現実的な目標では上手くいきません。最初の目標設定は非常に重要ですので、しっかり検討したいところです。

進捗の管理をする

ここが決まればあとは簡単で、自動化の設定をして年に1回くらい進捗の管理をしていきます。シミュレーションした表計算(ExcelやGoogleシート)に評価額を入力する欄をつくれば、そのまま進捗管理もできて便利です。

進捗を管理するシート

貯蓄10%の進捗管理

※ このシミュレーションと進捗管理ができるGoogleシートは、この記事の一番下に置いてあります。興味がある方は、ぜひダウンロードしてみてください。

eMAXIS slim

投資する銘柄は以下のどちらかがオススメです。

  • eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)
  • eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー)

筆者は楽天証券で「eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)」を運用しています。クレジットカードを利用した自動積立の設定ができますし、SPUを絡めるとポイントもよく貯まるので重宝しています。

eMAXISはノーロードといって販売手数料が掛からない投資信託です。「eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)」は管理費用も最安値なので、もっともコストの掛からない投資信託と言えると思います。

以下の動画の21:30あたりでも触れられています。

ホリーさんはスゴイ方です。ご本人のYouTubeチャンネルもオススメです。

非課税制度の活用

手数料無料の投資信託で計画通り運用したとしても、通常、約20%の税金が掛かってしまいます。1000万円の利益なら200万円が税金として徴収され、残る利益は800万円になります。

しかし、NisaやiDeCoといった、この税金が免除される制度があります。

例えば年間90万円の積立てをするとなると、つみたてNISAには年間40万円の上限があるため枠が足りません。この場合は、夫婦で積立てたりiDeCo(個人型確定拠出年金)を活用するなど、制度の特徴を知って上手く使い分ける必要があります。

NISAつみたてNISAiDeCo
年間投資額120万円40万円14.4万円~81.6万円
拠出時課税課税非課税
運用時非課税非課税非課税
運用期間5年20年加入から60歳まで
途中換金できるできるできない

NISAとつみたてNISAは併用できないので、どちらかを選択する必要があります。iDeCoについては年金の加入状況によって投資額が大きく変わりますので確認が必要です。

また、非課税での投資の可能性はマイクロ法人をつくることで大きく広がります。この点についても「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015」に詳しく掲載されていますので、気になる方は読んでみると良いと思います。

途中で止めてはいけない(一時停止・出金)

筆者が出せる情報はすべてこの記事に掲載しています。しかし、この記事にどうしても掲載できないものもあります。それは、経験と自信です。

もし、画面の前のあなたが投資に馴染みのない方だとしたら、これから数十年、実際に積立投資をしていくなかで、不安に押し潰されそうになる場面 がきっとでてきます。理屈で分かっていても、この記事を読み直しても、どうしても消えてくれない不安がでてくると思います。

そんなときに必要なのは、経験による自信だったり長期的な視点だったりします。

ウルトラ長期とかインデックス投資とか、色々な表現をしましたが、この記事でご紹介したのは 時間を味方につける投資 です。

つまり、途中で止めてはいけません。

不安になると、そのとき良さそうな他の投資商品に目移りしますが、何となくで乗り換えてはいけません。人間の心理は、投資活動において不利に働くようにできています。不安に任せた投資判断は良い結果を生みません。

  • 500万円 ×( 103% ^ 20年 )= 903万円
  • 500万円 ×( 107% ^ 20年 )= 1934万円

これは運用期間を20年残して500万円を出金した場合の計算です。途中で500万円を使うことは、20年後の900万円や1900万円を使っていることと等しいことを理解しておく必要があります。

※ もちろん時と場合によって必要になる可能性もあります(前述のダメになるパターンなど)

まとめ

金融ショックや世界大恐慌は、例えるなら大地震みたいなもの です。

これから先を100年単位で考えると、これらは必ず起きますし、過去にもたくさん起きてきました。しかし、その度に人間は乗り越えてきています。その度に乗り越えて、それ以降、金融市場は成長を続けているということです。

こわいものに背を向けることは、何も生みだしません。ゼロです。

こわいものほど、しっかり分析して確固たる根拠を持ち、立ち向かっていく必要があります。そうすれば、失敗してもゼロではありません。少なくとも得られるものがありますし、そういうチャレンジをいくつもしているとその中に当たりがでてきます。

この記事で紹介した投資方法は、あくまで「最小限の労力で」「平均点を取れる」という投資方法です。投資の平均点を狙いながら本業や副業、あるいは他の投資活動に専念してもらうと、人生全体がゆたかになると思います。

積立投資は、一見すると簡単に考えがちですが、実際には根拠がないと大変だったりします。気に入っていただけた方は、ぜひこの点に注意しながら実践していってもらえると大変うれしく思います。

「イチから投資」のページに戻る

イチから投資

イチから投資

投資初心者の同僚にイチから投資を教えることに。せっかくなので「教える過程」をまるっと公開。まずは「あとは経験を積むだけ!」な状態を目指してもらいます。

シミュレーター+進捗管理シート

記事でつかった、積立投資のシミュレーションと進捗管理ができるGoogleシート を配布しています。

シートでシミュレーションや進捗の管理ができて、 進捗を管理するシート

グラフで確認することもできます。 貯蓄10%の進捗管理

配布にあたって、メールアドレスのご登録をお願いしています。

記事更新のお知らせをメールでお送りしていますので、面白そうな記事があれば、また読みにきてください^^

著者

タカハシ / 9年目の兼業トレーダー

元・日本料理の板前。現在は、投資やプログラミング、動画コンテンツの撮影・制作・編集などを。更新のお知らせは、各SNSやLINEで。LINEだと1対1でお話することもできます!

このブログと筆者について運用管理表

  • 記事をシェア
© Investment Tech Hack 2021.