FX BOT 1: 安い・便利・簡単 AWS Cloud9の導入手順と関連情報まとめ

Posted on September 14th, 2019Updated on February 28th, 2020
FX BOT 1: 安い・便利・簡単 AWS Cloud9の導入手順と関連情報まとめ

どんな記事?

AWS?・・なにそれ。
Cloud9?・・むずかしそう。

高そうだし、めんどくさそうだし、よくわからないし・・・

新しいものはメンドウでなかなか手が出せません。

ボクもそんな人間のひとりです。

もちろん、自動売買をイチから作成するにはPythonの勉強が必要ですが 最初の導入は驚くほど簡単です。多分、10分あれば終わります。

勉強目的なら、最初の1年は無料で使うことができます。無料期間が過ぎても、月90時間なら200円くらいです。安いですね。

今回、FXのBOTを開発するにあたって、AWS Cloud9の環境を構築しました。

その際に、

  • 気になって調べたこと
  • 実際に行った手順

これらの情報をまとめましたので、興味がある方はぜひご活用ください^^

AWS Cloud9の情報あれこれ

新しいことを始めようと思うと、わからないことが多くてイヤになっちゃいますよね。とくにAWSは、他の月額サービスに比べるとコストがわかりづらかったりします。

ちゃんと調べればむしろ、よくある月額サービスよりも安く済んだり拡張性が高かったりと、実はメリットが多いです。

AWSって?

AWSを検索

AWSは、Amazonウェブサービスの略で、その名の通りAmazon社が運営しています。クラウドコンピューティングという何やらすごそうな業界で、マイクロソフトやIBMなどと〝一二を争う〟すごい会社 です。

具体的に何がすごいかというと、今回導入するAWS Cloud9に関していえば以下のような点です。

インターネットさえつながれば、どこからでも、どんなPCからでも、自動売買のシステムを作成したり管理することができる

自動売買を常に動かすということは24時間つねに動いているパソコンが必要なのですが、これを用意する必要がないんです。WindowsでもMacでもケータイからでも、(やろうと思えば)操作することができちゃうわけですね。すごい。

Cloud9って?

aws cloud9を検索

ウェブブラウザで開くことができる開発環境のことです。

  • ブラウザのみでどのPCからでもコードを記述、実行できる
  • JavaScript、Python、PHP、Ruby、Go、C++に対応している
  • 複数人で同時に開発することができる
  • 全員が同じ環境で開発することができる
  • 手元のPCが貧弱でもあまり問題にならない

こんな特徴を持っています。よく分かりませんが、すごそうですね。

お金かかるの?

個人的に一番気になっていたのはコストです。
AWSって固定じゃないから分かりづらい。なんか中途半端に、「AWSは気づかないうちにとんでもない料金になる」みたいな情報を見ていたので、無駄に警戒していました。

でも、調べてみると、むしろ全然安くて最高です。

以下は、一番安い構成にした場合の価格設定です。(手順は後述します)

  • $0.0152/1時間
  • $10.944/24時間を1ヶ月

つまり、月1,000円ちょっと で使えます。月に90時間くらいの勉強に使用するなら200円もしませんし、動かさなければお金はかかりません。自動売買を1つ回すくらいだったら、安い構成で十分だと思っています。

あと、いつまでやるのかは知りませんが、1年間の無料枠もあるようです。

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24時間フル稼働で30日分(24×30=750)の無料枠がありますね。これを超えなければ1年間は無料で使うことができます。

何ができるの?

何ができるのか。
勉強さえすれば何でも出来ます。(多分)

  • FXや仮想通貨の自動売買
  • バックテスト
  • ウェブから自動で情報収集
  • 機械学習

など、よく耳にするようなことは大抵できます。

AWS本体も絡めると、もはやできないことの方が少ないんじゃないでしょうか。ロボットとか人工衛星とか言い始めます。一生懸命勉強して、最高のアイデアと情熱があれば、このあたりも活きてくるのかもしれません。(ボクはまったくもって興味ありませんが)

AWSのサービス一覧

導入手順

さて、ここからは導入の手順です。
作業自体は、10分もかかりません。

具体的には、以下のページの3つの手順を踏むだけです。

AWS Cloud9の開始方法

AWSアカウントの作成

AWS Cloud9の開始方法:初めてのセットアップから、以下の手順でアカウントを作成します。

  1. Step1の「AWS アカウントを作成する」リンクをクリック
  2. 登録するメールアドレス、パスワード、ニックネームを入力
  3. アカウントの種類「パーソナル」に変更して、必要記入情報を入力
    ※すべて半角英数字
  4. クレジットカード情報を入力
  5. 電話による確認フォーム画面でセキュリティチェックを入力
  6. amazonから掛かってきた電話を取り、4桁の番号を入力
  7. ベーシックプラン(無料)を選択

必要に応じて、2段階認証なども設定すると良いと思います。

AWS IAMユーザーの作成

上記の作業で作成したアカウントは、いわゆる「管理者アカウント」です。

AWSはセキュリティーの観点から「アクセス権限付きユーザー」を作成し、普段の運用を行うことを推奨しています。これがStep2のIAMユーザーです。

「セキュリティーなんてどうでも良いぜ」

という方は、この手順は飛ばしていただいて問題ありませんが、個人的には、クレジット情報が紐付いているので作成した方が良いと思います。

というわけで、IAMユーザーを以下の手順で作成します。

  1. 画面右上の「コンソールへログイン」をクリック
  2. AWSアカウント情報を入力してログイン
  3. 「セキュリティ、アイデンティティ、コンプライアンス」項目のIAMリンクをクリック
  4. 左にあるメニューの「ユーザー」をクリック
  5. ユーザーを追加ボタンをクリック
  6. ユーザー名を入力し、アクセスの種類を選択して次へ進む
    ※ 今回指定するアクセスの種類は以下の2つ
    • プログラムによるアクセス
    • AWS マネジメントコンソールへのアクセス
  7. グループを作成する
    ※ 今回はStudyグループを作成して以下の権限(ポリシー)を与える
    • AWSCloud9Administrator
    • AmazonEC2FullAccess
  8. 表示される最終確認画面で「ユーザーの作成」をクリック
  9. 作成完了画面に表示されているリンクをクリックして作成したユーザーで再ログイン

AWS IAMアカウントの作成完了

再ログインした先では、Cloud9とEC2以外にアクセスすると以下のように「Access Denied」と表示されます。

AWS Access Denied

AWS Cloud9環境の作成

最後に、AWS Cloud9の環境を作成します。

  1. IAMユーザーでログインする
  2. 「画面左上のサービス > 開発者用ツール > Colud9」を選択 215732bd93df3700b2a23a5c8a8390b1
  3. 「Create environment」をクリック 1e61c2ae62d75a6ffd0dd5a06095759e
  4. Name(何でも良い)とDescription(任意)を入力して「Next Step」をクリック
  5. Configure settingsを調整
    • Environment type: Create a new instance for environment (EC2)
    • Instance type: t2.micro (1 GiB RAM + 1 vCPU)
    • Platform: Amazon Linux
    • Cost-saving setting: Never
  6. 「Next step」をクリック
  7. 最終確認画面で問題なければ「Create environment」をクリック

自動売買に使用する場合は「Cost-saving setting」を「Never」に設定します。この設定にしないと、常時稼働することができません。

前述のコストの話は「Instance type」を「t2.micro」に設定した場合のことなので、ここを変更するとコスト増になります。ご注意を。

最後に、以下の設定も行っておくと良いようです。

最新のPython3.6を使用する際に、この設定が必要なようです。

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著者

タカハシ / 9年目の兼業トレーダー

投資やプログラミング、動画コンテンツの撮影・制作・編集などが得意。元・日本料理の板前。更新のお知らせは、各SNSやLINEで。LINEではご質問にもお答えしています。

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