InvestmentTechHack

資金力が生む専業トレーダーの格差

Posted on April 18th, 2016Updated on May 7th, 2019

どんな記事

株式投資やFXの専業トレーダーを目指す上で、「資金力の違いによる格差の広がり」は大きな壁となります。資金力のある人は大きなリスクを取る必要がなく、資金力のない人は〝大きなリスクを取る必要が出てくる〟からです。今回は資金力と格差の関係についてすこし掘りさげてみます。

資金力は大きくものをいう

資金力は大きくものをいいます。それはもう大きく。兼業ならまだいいんですけど、専業になると大きな大きな影響を与えます。

筆者は専業を目指しているんですけど、最低でも1億はないといけないなということで、その1億円を当面の目標にしています。計算では10年でいけるんじゃないかなと虎視眈々とたくらんでいます。

運用資金2000万円の場合

運用資金2000万円で、専業トレーダーになったとします。平均で年率20%ほどの運用益をあげる自信があり、実際に10年間の最高リターンは年率40%、最低リターンが0%、平均すると20%だったとします。そして専業なので、年間収益の400万円は生活費にあてたとします。

利益生活費残高
元金2000万円
1年20%400万円400万円200万円
2年0%0万円400万円1600万円
3年30%480万円400万円1680万円
4年30%504万円400万円1784万円
5年40%714万円400万円2098万円
6年0%0万円400万円1698万円
7年10%170万円400万円1468万円
8年10%147万円400万円1215万円
9年20%243万円400万円1058万円
10年40%423万円400万円1081万円

上記のように10年間負けなし平均リターンが20%でも、運用資金は半分になってしまいます。しかも、10年の間に急な出費があったらどうなるでしょうか。そして実際には、個人であれば20%の税金がかかり、消費税が増えたりインフレなどの影響もうけます。何が言いたいかというと、「2000万円じゃ全然たりませんね――」ということである。

2億円になると

さて、2000万円が2億円になるとどうなるでしょうか。

利益生活費残高
元金2億円
1年20%4000万円400万円2億3600万円
2年0%0万円400万円2億3200万円
3年30%6960万円400万円2億9760万円
4年30%8928万円400万円3億8288万円
5年40%15315万円400万円5億3203万円
6年0%0万円400万円5億2803万円
7年10%5280万円400万円5億7683万円
8年10%5768万円400万円6億3051万円
9年20%12610万円400万円7億5261万円
10年40%30104万円400万円10億4965万円

こちも10年負けなし平均リターンが20%ですが、スタート資金を2億円とすると10年で資産が5倍以上となって10億円を超える展開となりました。

ふたつの例の格差の拡大はパフォーマンスの違いによるものではなく、スタートの資金量だけの違いによるものです。

いかに資金力が大きくものをいうのか。改めて整理してみるとよくわかりますね。

このような理由から、筆者は、兼業で1億円を目指すわけです。

タカハシ / 8年目の兼業トレーダー

元・日本料理の板前。現在は、投資やプログラミング、動画コンテンツの撮影・制作・編集などを。更新のお知らせは、各SNSやLINEで。LINEだと1対1でお話することもできます!

このブログと筆者について運用管理表

  • 記事をシェア
© Investment Tech Hack 2021.